友人がNew York がトライベッカにある、
アーティスト、サラ・ゴーグラー(Sarah Gaugler)のスタジオを訪れた。
彼女とのセッションは、独特で、
顧客とのコミュニケーションから始まる。
誰で、何が好きで、どんなものに影響されて…
そんなことを話すうちに、
その人を象徴するデザインのアイディアを創造するのだそう。
頭の中に出てきたデザインを、
次は肌に直にペンで描いていく・・・
(転写ペーパーは基本は使わないそう)
力強くもどこか繊細で儚さもある彼女のタッチ。
この独特の世界感は、唯一無二。
数分後、見事なイラストが肌の上に完成。
(前に入れたものの上に
人生へのパッションを表す、炎とマッチが完成)
完成すぎるほど完成された、完璧以上の作品が
自分だけものになる、最初の瞬間だ。
(この瞬間の高揚感はなんとも言えない)
そして、針を入れ始める・・・・
針を入れる合間合間で彼女と話す機会があり、
いろいろ語ってくれたそう。
彼女はフィリピンに半分ルーツがある。
彼女の才能をよく知る周りの友人に「New York にいけ」と言われ、
渡ったそう。
New Yorkに来てからは
美術の学校にもいき、
作品や自身を売り込んだりして、
雑誌やテレビに出たりして活動の場を広げたそう。
才能もさることながら、
そのタフな行動力、
New Yorkという、タフな街にピッタリだ。
日本のタトゥー文化にも興味津々。
タトゥーがclosed で、そしてタブーな文化では、
人はどうやってタトゥースタジオを探すの?と。
「おすすめあったら、教えて〜」とのこと。
ぜひ日本に来る機会があったら日本でも施術を受けて欲しい。
・
・
そんなことを話しながら、ついに作品が完成!
もう・・・Wow!しか出てこない。
人は本当に感動する時は言葉にならない、とはよく言ったもので、
英語でも日本語でも出てこない。
"Not just a tattoo, It's a totally ART! ART!!!"
タトゥーじゃない、アートよ、アートよ!
高貴なものが
自分のものに、自分の体の一部になった。
なんとも贅沢〜
唯一無理、オンリーワンの作品だ。
そして何より、他のtattooとの強さのバランスがピッタリ。
どちらも殺し合わなく、マッチする。
体の骨の影や線も意識して、シェードやアウトラインの針を入れたそう。
このセッション自体が彼女の世界観に入れられたような貴重な体験になった。
もし日本の方で受けてみたい方がいたら、
彼女にコンタクトも取れるので、ぜひ!
もちろん、彼女のHPからも予約できます。
■Snow Tattoo
Inkアフターケアクリームについてはこちら
https://sop-ink.com/products/care-cream