今年は気候がとっても極端で、先日まで寒かったのが一気に初夏の暖かさ(むしろ暑い🥵)ですね。日中は一気に汗ばんでしまいます。今回は汗をかきやすいこの時期にタトゥーを入れた後に気をつけたいことをお伝えします。
【そもそも、汗の成分とは?】
汗の成分は、人体の水分と塩分、そして尿素や皮脂、老廃物などが混じり合ったものです。通常の健康な肌(タトゥーの傷がない)では、バリア機能があるので、なんともないのですが、タトゥーで傷ができた状態の皮膚は、刺激物となりかゆみ、ひりつき、さらには傷の治癒を遅らせる原因になることもあります。
<汗の入れた直後のタトゥーへの影響>
・湿気でかさぶたがふやける(剥がれやすく)
・汗の塩分によるひりつき
・バリア機能の影響(皮膚の再生が遅くなる)
・雑菌の繁殖UP (炎症が強くなり、化膿しやすく)
気温30度で軽く運動すると、1時間あたり500ml-1,000mlもの汗をかくと言われています。言うまでもなく、湿度が高いとさらに汗の量が増えることに・・・真夏はすごい量の汗になりますよね。
【タトゥーを入れたら!気をつけたいこと】
入れた直後〜1週間は特に大切。この時期のトラブルは、タトゥーにとって致命的なので、できるだけ注意したいものです。
・フィルムの長期間使用は避ける
・入れた直後の赤みや汁が出る時はガーゼで
・衣類は通気性がよく張り付かないもの
・激しい運動は避ける
・タトゥー箇所は洗って清潔に
とはいえ、汗は、生理的なもので、コントロールできるものでもありません。汗をかいたら、、、ゴシゴシこするではなく、やさしく押さえるようにふきましょう。
そして1日の終わりには、アフターケアウォッシュで優しく洗って皮膚を殺菌、清潔に。ポロポロと脱皮が始まったデリケートな時期の肌にもおすすめ。アフターケアクリームとも相性バッチリです。
湿度や汗など、タトゥーにとっては過酷な季節。初夏から夏にタトゥーを入れたら、そのあとの皮膚の状態をよく観察しつつ毎日清潔にし、適切なケアで、最高のタトゥーに仕上げましょう。☺️
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