色あせて見える正体は?

色あせて見える正体は?

「入れて1ヶ月ぐらいたったら、色が落ちついて見える、これって色落ち?」

と不安に思った方も多いはず。

実際にお客様からもご相談をいただくこともあります。

今回は「色あせの正体」について解説!

 

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タトゥーを入れた直後は、色やラインがとっても鮮明です。

でも日数とともに、色が少しくすんで見えたり、ラインが少しボケて見えたり・・・一見、色あせ?と思ってしまいますが、でも実は、それが、タトゥーが「肌になじんだ状態」になってきた印でもあります。

 

肌は数層にもレイヤーが分かれた構造をしています。タトゥーは、理論上は、真皮と呼ばれる層にインクを針で流し込みます。

表皮~真皮の傷が治ってインクが定着すると、少しくすんだように見えるのです。

 しかも真皮の上には表皮が存在しするので、よりくすんで見えます。

 

 

 

 

 

 

↓こちらは特殊な顕微鏡で肌内部を観察したもの。

インク箇所は黒くなっている

また日数の経過とともに、皮膚中の免疫細胞が働き、自然とインクを分解していくので数年も経つと、黒はグレーっぽさが増したり、どうしても色が変化していきます。

 

とはいえ、色あせをゆるやかにすることはできます!

 

それが、「アフターケア」と「紫外線対策」です。

アフターケアクリームで、肌をしっかりと保湿しながら、傷を綺麗に治し色を定着させること。またその後も色艶を保つために保湿を継続すること。そして、その後、タトゥーは強い紫外線にさらさないこと、です。

紫外線はタトゥーのインクに化学変化を起こし、変色させます。夏場、露出する場合は、日焼け止めは必須です。その際は、SPF(紫外線防御指数)が高いもの、またノンケミカルものがおすすめ。

 

せっかく入れたタトゥー、どうしても色あせはつきものですが、ケア次第では、色あせを防ぐこともできます。少しでもお気に入りの色、仕上がりをキープしたいなら、アフターケアと紫外線対策はしっかり!

最高のタトゥーをキープしましょう!☺️

 

 

 

 

 

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