ここにもtattoo?

ここにもtattoo?

タトゥーを入れる部位といえば、腕や足、背中、腹などが一般的ですが、SNSで目に触れることもあり「え!こんなところに?」というタトゥーを入れている人もいますよね・・・

正直なところ・・・

インスタなどで、入れたての綺麗な状態がアップされた写真だけで見れば、かっこいい、真似したい!と思われがちですが、タトゥーは残ります。綺麗に残ればいいものの、一部だけ消えてしまったり、残ったり・・・タトゥーに向かない場所は、そういうデメリットもあります。

 

 

 

■唇裏(インナーリップ)

キム・カーダシアン、ケンダル・ジェンナー、マイリー・サイラスなどセレブが入れていると公表した「唇裏(インナーリップ)」。

 

 

唇裏は、粘膜です。皮膚ではありませんので、入れるのも大変ですし、何より痛みも振動もすごいとか。もし私が彫師さんだったら、衛生面も考えて絶対にやりません。。。

また入れてからも、消えやすいので何回も施術が必要。そりゃそうです、だって口の中だから。唾液も出るし、食べ物も噛むし、菌もたくさん。そんな部位に入れるのって、個人の自由ではあるものの、まぁ、向かないですよね。

 

※(念のため)注:アフターケアクリームは、唇など粘膜には向きません。。。。唾液で取れます。

 

■手のひら

手のひらもインスタなどでよく見かけるようになった部位の一つです。

一見、かっこいい、可愛い!って思いがちですが、ここの皮膚(角層)は分厚く、皮脂腺もないため乾燥しやすく、他の場所よりも早い速度で剥がれ落ちます。しかも水で洗ったり、何か掴んだり、持ったり・・・身体の部位の中でも「よく働かせられる」皮膚なのです。

 

 

 

そのため、たとえアフターケアをしっかりしたとしても、インクの定着が非常に難しい。つまり、何回も施術(つき直し)が必要となる部位なのです。

インスタで仕上ったばかりの写真を見ると、いいのですが・・・手のひらに入れたその後は、すぐに色が褪せていくという「現実」が待っています。

 

インスタだけの「映え写真」で判断せず、信頼できる彫師さんに相談してタトゥーの部位、デザインは決めていきましょう!一生消えないものになるわけ、ですからね。

 

 

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