タトゥーのアフターケアで、
最近「疑問視」されていることがあります。
それは
「とにかく消毒した方がいい」
という考え方です。
昔は、傷のケアといえば
「消毒する」というイメージが強くありました。
そのため日本では、
オ●●インを使う方も少なくありません。

オ●●インには
クロルヘキシジングルコン酸塩という
消毒・殺菌成分が含まれており、
細菌の膜を壊して菌を死滅させる働きがあります。
そのため
・軽い傷
・ニキビ
・皮膚トラブル
などに使われる薬です。
ただし、タトゥーのような傷の場合は
菌を死滅させること=良い菌まで殺してしまう
ということにもなります。
つまり、化膿していなければ抗菌・殺菌剤を使う必要はないのです。
最近の創傷ケアの考え方
現在の医療では、傷のケアは
「消毒を繰り返すより
洗って清潔にする」
という方法が基本になっています。
消毒薬には
・細菌を殺す
というメリットがある一方で
・皮膚細胞に刺激を与える
・傷の回復を遅らせる可能性
があることも分かってきました。

タトゥーのヒール(回復)期間は、
一般的に皮膚が回復するまで約3週間ほど続きます。
そのため、ヒール期間のあいだ
抗菌剤だけでケアを続けるのはおすすめできません。
もし使用する場合は
・厚く塗らない
・症状がある時だけ使用し、長期間使わない(※ここ大事!)
・肌トラブル(かゆみ・赤み・かぶれ)が出たら中止する
などに注意することが大切です。

抗菌剤を数日使って状態が落ち着いたら、
アフターケアクリームで保護・保湿を行い、
きれいな治癒を目指しましょう。
タトゥーを入れたあとは、
肌に合ったケアで大切に育てていきましょう。