タトゥーを入れることは、感じ方は様々ですが、多かれ少なかれ痛みを伴うものです。(麻酔もしませんしね〜)
一般的に言って、タトゥーを入れるときに「痛い」とされている部分は、
・脂肪があまりなく骨に近い部分 ・皮膚の薄い部分
・神経の末端がある部分
と言われます。
しかも、男性と女性でも痛みの感じ方に違いがあるそうです。(図参照)
■男性の場合
■女性の場合
※図の色分け
赤・・・最も痛い
黄色&オレンジ・・・痛い
ブルー・・・比較的耐えられる痛み
※個人差はあります。
〜部位ごとの「痛み」の解説〜
脇の下
脇の下は、最も痛い場所とは言えないまでも、最も痛い場所の一つです。ここでを彫るときの痛みはとても激しいものです。
肋骨(あばらあたり)
胸郭は、おそらくほとんどの人が2番目に痛い場所です。ここでの痛みは激しいことがあります。肋骨の周りの皮膚は非常に薄く、体の他の部分よりも脂肪が少ないことが理由です。
また、呼吸をするたびに胸郭とその上の皮膚が動くので、ここに入れ墨を入れられる感覚はより強くなります。
足首とすね
足首の骨とすねの骨は薄い皮膚のすぐ下にあるため、この部分に入れ墨をすると非常に痛みを伴います。足首とすねのタトゥーは通常、激しい痛みを引き起こします。それは、胸郭の上に入れ墨をするのと同じレベルの痛みです。
膝
膝〜膝の裏もタトゥーで強い痛みを感じる部分です。膝の裏は皮膚が緩く、伸縮性があり、多くの末梢神経があります。このような特徴から、この部位はタトゥーニードルに対して非常に敏感です。
腰
腰骨は皮膚のすぐ下にあるため、腰骨のクッションとなる腰の周りの脂肪が少ない場合に特に当てはまります。
お腹
お腹も皮膚が薄く、また鍛えている人ほど脂肪がないので、痛みが強く出てしまう傾向に。
頭、顔、耳
首と同様に、頭、顔、耳にも多くの神経があり、タトゥー中に刺激され、激しい痛みを引き起こす可能性があります。頭、顔、耳には脂肪があまりないので、タトゥーの針を刺すクッションがあまりありません。
唇
唇とその周りの皮膚は一般的に緩く、神経がたくさんあります。唇のタトゥーは、ほぼ間違いなく激しい痛みを引き起こし、出血、腫れ、あざにつながる可能性があります。
唇に色を入れる美容目的としたアートメイクは麻酔をするのが一般的です。
ここまで「痛み」について説明してきましたが、これから入れる人は、どんだけ痛いんだ!と躊躇ってしまいますよね・・・。(すみません)
でも、きっと大丈夫!タトゥーは痛みに耐えて入れたら、それ以上の満足や嬉しさを味わうことができるもの。しかも、好きな絵柄や文字が一生あなただけのもの、になります。「その嬉しさ」・・・きっと入れた人しかわからない!アメリカでは、20代のタトゥー人口が40%に届くとも言われてます。タトゥー文化って、世界的に見ても昔よりも身近になって広がっていっていることからも、痛みと引き換えに「手に入れる何か」が人の心を惹きつけてやまないんだろうなと。
痛いけどね・・・
Enjoy Your Tattoo Life!!