人生が終わっても、タトゥーを残せる?

人生が終わっても、タトゥーを残せる?

タトゥーは、その人の一部。

※最近ますます、ご夫婦やカップルでタトゥーを入れている人も多くなったからこそ、新しい選択肢があることを、ぜひ知っていただけたら・・・

 

人間には、いつか必ず死が訪れます。

どんな日常も、いつか思い出になる。

 

毎日、当たり前のように隣にいた人。

毎日、何気なく目にしていた、その人のタトゥー。

 

残された人は、
そんな「日常の面影」を胸に抱きながら、

悲しみや寂しさと向き合っていかなければならない。(考えたくないけど。)

でも!もし、その人の一部であるタトゥーを手元に残せるとしたら?

日本では、火葬によって皮膚は灰となり、
遺骨だけが家族のもとへ帰るのが一般的です。

しかしアメリカには、
故人の皮膚のタトゥーを保存し、
遺族へ返すサービスが存在します。

 

【なぜ、このサービスは生まれたのか?】

 

このサービスの根底にあるのは、

運営する「Save My Ink Forever」が掲げている、

故人のタトゥーを、その人の人生や遺したもの(レガシー)の一部として保存することで、

"Our mission is to help carry on a loved one's story."(愛する人の物語を受け継ぐ)という考え方です。

 

実際に肌に刻まれたタトゥーには、

本人が選んだ図柄や言葉、信念などが宿っています。

遺族に返されるのは、写真や複製ではなく、生前その人の身体にあった、本物のタトゥー。

独自の保存技術がそれを可能にさせています。


【タトゥーは、どのように保存されるのか?】

 

専門知識を持つ葬祭関係者が、
亡くなった方の身体からタトゥーのある皮膚を切り取り、専用キットに収めて保存施設へ送ります。

その後、独自の技術で皮膚組織を保存し、タトゥーの色や質感をできる限り維持したまま仕上げ、額装して遺族のもとへ返されます。

※写真は Save My Ink Forever 公式サイトより引用。

高度な保存技術によって仕上げられた姿は、
まるで一枚のアート作品。でもこれは本物の皮膚です!

 

【日本でも同じサービスはできるのか?】

結論から言えば、
現状では非常に難しいと考えられます。

日本では法的な課題が大きく、
遺体の一部を切除・保存する行為は、刑法などとの関係から処罰の対象となる可能性があります。

また、個人的な形見として遺体の一部を保存することを直接認める制度は、現在の日本には整備されていません。

そのため、
アメリカと同じ仕組みをそのまま日本で提供することは、現時点では現実的ではありません。

 

【それでも、「その人の一部を残す」ということ】

このサービスを見て、
「怖い、イカれてる」
「受け入れられない」と感じる人もいるでしょう。

 

ただ、タトゥーが、残された人にとって、
見慣れた「その人らしさ」の一部だったとしたら。

究極の形ですが、それを残したいと願う気持ちは、
決して異様なものではないように思います。

 

毎日見ていた腕。

そこに刻まれていた図柄。

何気なく触れた肌。

そのすべてがこの世から失われたあとも、残されたタトゥーを見ることで、いつもの姿や声、過ごした時間を思い出せる人がいるのかもしれません。

 

人口が減り、家族の形や、お墓のあり方も少しずつ変わっていく日本。

何世代も先まで、誰がお墓や遺骨を守っていくのか。

そんな時代だからこそ、「形見」のあり方も、少しずつ変わっていけばいいと思います。もちろん、遺骨よりタトゥーが良いという話ではありませんが。

 

大切なのは、残された人が故人をどのように記憶し、どのように悲しみとともに生きていくか。その選択肢の一つとして、その人の一部であるタトゥーを残す。

そんな考え方があっても、いいのでは?✌️

Special thanks to Save My Ink Forever for answering our questions and supporting this article.

We hope to visit your team someday—and maybe one day, see a service like this in Japan. 

IG:savemyink4ever

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