タトゥーは生きている人間の皮膚に絵柄を施すことであり、改めて考えると「スゴイこと」なんですよね。
特に、最近は彫るツールやインクの進化、ケア方法の情報のシェア、そして彫師さんの凄まじい技術もあり、ハッと息を呑むほどの作品がSNSで拝見する時代です。
でも!忘れていけないのは、それは、紙でも布でもなく、血が流れる生身に彫っているということ。顔が一人一人違うように、皮膚の状態も一人一人違う。当然、弱くてトラブルが出やすい肌も、そしてタトゥーが残る肌も、残りにくい肌もある・・・
皮膚とタトゥーって、本当に摩訶不思議です!
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■人の皮膚について
人の皮膚をぜ〜んぶ繋げると、畳一畳分ぐらいと言われます。そしてその重さは成分でだいだい約4kg!(意外と重たい!!)そして厚さが、たったの平均1.4mm!!ほんとに薄いんです!
■タトゥーは1.5mm程度に絵柄を施す、とんでもない技術!
皮膚は、表皮・真皮・皮下組織とレイヤーが分けられます。タトゥーは理論上(入れ方にもよるので理論上と書いています)、真皮にインクを入れます。人の皮膚の厚みは個人差があり、加齢や紫外線の影響によっても、薄くなっていきます。
つまり、彫師さんは個々の肌を見ながら、1.5mm程度の厚さに絵柄を施していることになります。(スゴイ!)
そうして真皮に入ったインクは上と下の皮膚の層で閉じ込められた状態になり、ずっと残ります。これがタトゥーが消えない理由なのです。
■真皮に綺麗に残すには、アフターケアも大切!
タトゥーは傷を作る行為でもあります。真皮までインクを流す過程で皮膚を傷を作ります。真皮にしっかりインクを残すためには、入れた後にアフターケアで、キレイに傷を治すことも大切です。
■タトゥー×皮膚の「摩訶不思議」
入れてすぐは、色やラインもパキッとして鮮明で、シールのように浮いた感じに見えますが、月日とともに、ラインも色もなじみ、ますます皮膚の一部に。そうして長い時間とともに自己免疫反応で分解されていくので、いずれ少しずつ薄く見えるように。
今の見え方は、今だけ、って考えると、タトゥーって摩訶不思議で、ますます魅力的に感じますよね。「一度入れると、次々に入れてしまう」という方が多いのも納得です。最高の自己満足ですから。
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最高のタトゥーに仕上がりますように。
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