紫外線がタトゥーにNGな理由

紫外線がタトゥーにNGな理由

今回は、誰もが気になる“日焼け”がなぜタトゥーにNGなのかについてお伝えさせていただきます。

春から夏は紫外線は容赦なく降り注ぎます・・・外でタトゥーを露出する派の方、最近入れた方は特に、紫外線には特に注意したいもの。ぜひご覧いただけたら幸いです。


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まず・・・
言うまでもなく、施術前後は、日焼けは絶対にNGです。

「前後」はいつからいつまで、と言われたら、前後3週間は、日焼けは避けることがマストとお伝えしたい・・・(日常の日焼けは仕方ないので許容範囲)

炎天下で長時間外で肌をさらしたなどで起こる、重度の日焼けは、皮膚を火傷状態にさせます。

その状態で皮膚に針を入れてインクを流し込むなんて、、、、まず、施術できません。
また施術後(タトゥーを入れた後)の日焼けは、傷の治りを遅くし、色飛び、色あせの原因になるだけでなく、皮膚の防御機能を低下させるので、感染症のリスクも高めます。

 

Case:1 紫外線による色あせ↓ (もはや何かわからない)

Case2:日焼けによる、赤みとその後の色あせ↓

(黒のインクが白っぽく変化していく)


紫外線って、想像以上に皮膚には害です。
太陽から地上に届く紫外線の波長はA・B波。

このうち、


・UV-A (紫外線A波)は、
肌の奥に到達し、色あせ(褪色)しやすくなります。老化を加速させ、シワやたるみができやすくなるので、タトゥーのラインが崩れたってことも!

・UV-B(紫外線B波)は、
肌表面を火傷状態にさせる紫外線。入れた直後のタトゥーの回復には大敵です。
感染症を起こしやすくします。

 

紫外線を浴びるのは、入れて月日が経って、どんなになじんだタトゥーでも、色あせの原因になります。

窓の近くに置いておいた物が、気づいたら変色するのを想像すると、紫外線が物体を変色させる影響って凄まじい・・・)

綺麗な色や状態のタトゥーを保つためにも、春から夏は特に、必ずUVカットのものを羽織る&日焼け止めを必ず塗る、を心がけましょう。
(紫外線は皮膚がんの原因にもなりますからね、防御して悪いことはありません!)

 

ちなみに・・・日焼け止めは、ノンケミカルのものを選ぶのがベター。「紫外線吸収剤」にて、化学的な仕組みで紫外線をカットするものは、タトゥーを入れた肌には刺激が強いこともあります。

 

紫外線吸収剤不使用で、光を反射させることで肌を守るもの、がタトゥーのインクが入った肌には向いていると言えます。(少し白さが残るものが多いです、でもボディーソープで落ちるものだったら負担も少ないので、大丈夫です!)

 SPF50+ぐらいの防御力があれば安心です。

 

紫外線から肌とタトゥーを守って、春から夏を過ごしましょう!♪

最高のタトゥーをキープできますように☺️

 

 

 

 

 

【ここだけの話・・・】

Inkケアプロダクトでもタトゥーを入れた後でも使えるような、日焼け止めの開発に取り組んでいます!ノンケミカルで、肌とタトゥー、そしてインクの変色に問題なく使えて、かつ使い心地もよい日焼け止め・・・なかなか難題ですが、近いうち発売できるよう、取り組んでおります。こうご期待ください!

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