【Story3 】No Picture(本人だけのもの)

【Story3 】No Picture(本人だけのもの)

(今回はストーリーだけです)

インスタをすると、世界中、いろんな方々とつながることができる。

韓国とアメリカを行ったりきたりしている、Emilyとのやりとりもそのひとつ。

 

「今度、タトゥー入れます!」とDMで返事をくれたので、

「なぜ入れるの?画像と一緒に、そのストーリーを教えて!」と聞いてみた。

「いいよ!もちろん!」と明るく気軽に教えてくれた彼女。

 

入れる予定のタトゥーは、

彼女の友人。

とても好きだった、と・・・

(ん?過去形)

 

聞くと、

実は、その友人というのは、

2022年ハロウィンに起こった韓国・梨泰院の事故でもう会えなくなってしまったのだと。

 

とてもいい人で、

大切な大切な友人だったと。

彼女への想いを込めて、

彼女の写真を彫ってもらうと言った。

 

「彼女のことをいつでも思い出すことができる

いい方法だと思って。」と

 

言葉が・・・

言葉が出ない。

 

韓国・梨泰院での痛ましい事故。

楽しい一夜は一瞬にして

辛く悲しい夜に変わった。

しかも、その被害者は多くが若者。

これからもっと楽しいことが待ってたはず。

 

どうして防げなかったのか、

どうして助けられなかったのかと、

聞くたびに悲しく悔しい想いになる。

 

どうか、彼女の友人含めその時の被害者が

天国で安らかに眠れますように。

そしてEmilyも含め、

残された人々が、辛い経験を乗り越えて前に進めますように。

ここ日本から、願いと祈り、

そして大きな愛を送り続けたい・・・

 

彼女のタトゥーは、

一生彼女を守ってくれるはず。

 

韓国ソウル Emilyからのストーリー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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