タトゥーを入れることは、傷を作ること。そのため、傷を治しつつ、タトゥーを皮膚に定着させる期間が必要なのです。それを【ヒール(heal)期間】と呼んでいます。
この間は、日焼け・温泉など、タトゥーに刺激や影響を与えることはNG!この期間で、タトゥーの仕上がりが決まると言っても過言でありません!
■【ヒール期間】は入れてから<約3週間>が目安
個人差はありますが、入れてから3週間は、タトゥーが皮膚に定着するために必要な期間。
<1週目>
入れたばかりの時は一番注意が必要な時期。この時期のタトゥー箇所の扱いは、「傷」を治す考え方と同じ。以下のことに注意しましょう。
・ちゃんと清潔にする(インクの残りや浸出液はシャワーで流す)
・むやみに傷口をさわらない
・浸出液が出なくなり薄皮ができたら保湿
・かゆみが出はじめても搔かない
<2週目>
個人差はありますが、1週目の終わりから2週目は、かゆみと皮剥け(かさぶたが治って角質が落ちる)との戦いです。タトゥーを入れて、一番、忍耐が必要なときです。できる限り、以下のことを守って過ごしましょう!
・ちゃんと清潔にする(角質がポロポロでたりします)
・かゆみはガマン、、、、ガマン
・かゆみが強い時は、ステロイド(※)を使うのも「手」 ※いわゆる痒み止めです。
・タトゥー箇所はバリバリに乾燥するので、しっかり保湿!
→アフターケアクリームが役立ちます。
・保湿は1日数回を心がける
角質がインクとともに剥がれ落ちることも多いので、「色飛び?」「ラインが剥げた?」と思うこともありますが、しっかりとインクが入っていれば、真皮に残ります。安心して保湿を続けましょう。
<3週目>
この頃になると、正しくケアができていれば、しっかりと傷が治り、痒みも落ち着き、タトゥーが皮膚になじんでいきます。しかしまだタトゥー箇所の皮膚は敏感な状態です。以下のことは避けて過ごしましょう。
・日焼け
・タトゥー箇所をゴシゴシ洗う
・温泉、長風呂、、、長時間タトゥー箇所を水にさらす
・シャワーや入浴後、保湿せず、カピカピに乾燥
まだまだ皮膚が敏感な時期。この時期に皮膚が乾燥すると、肌のバリア機能が低下してしまいます。
そのまま放置すると、角質が割れてラインにヒビができたり、肌が弱い方は外部からの刺激を受けやすくなりブツブツができたり、、、など、トラブルが出やすくなります。そのトラブルを遠ざけるためにも、この期間まで、しっかりと保湿を続けて、きれいなタトゥーに仕上げましょう!
この時期を過ぎたら、通常の肌質の方は入浴後だけなどの保湿でOK!
(※個人差がありますので、乾燥が気になる方は続けましょう)
☞参考:乾燥した皮膚は、バリア機能が低下し、外からの刺激要因(アレルギー物質、細菌・ウィルスなど)が皮膚内に侵入しやすくなります。
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