DAY 1-3 <フレッシュ>期間
入れたてのタトゥーは英語でfresh(フレッシュ)と表現しています。
◾️この期間に必要なこと
・1日目 (施術日)
多くのアーティストは、施術後に保護用のフィルム(ラップ)をタトゥーを入れた箇所に貼ってくれます。このフィルムは、傷口を細菌やホコリなどから保護し、浸出液とインクが外についたり、流れ出たりするのを防ぎます。
多くのフィルムは、家に帰ったら(数時間後に)剥がしてもOKとされています。
ドロドロになっていたら患部の浸出液やインクを優しく洗い流し、清潔に保つことが大切です。
※フィルムを剥がすタイミングについては、使うフィルムが特殊なもの(治癒効果が明らかなもの)だったりすると異なるため、彫師さんに確認しましょう。
・2−3日目
一夜あけた後の皮膚は赤みが強く、鈍痛が続く状態です。この時もまだ患部の浸出液、流れ出たインクで、シャワーで洗い流すと、流水に色がついていることも多いです。
まだ痛みは続きますが、洗い流し、清潔に保つことが大切です。
アルコールの入っていないマイルドなボディーソープや石けん(泡を十分に作る)は使ってOK。ゆっくりやさしく洗い流しましょう。もちろんタオルもやさしく、衣類もゆるく着られるものを選びましょう。
3日目ぐらいになると、赤みが治りかさぶたができ始める方も多いです。ここからが保湿が重要になります。そうなると、アフターケアクリームの出番!さらに保湿&肌を保護し、インクの定着を高めてくれます。
◾️言うまでもなく、日焼けは絶対にNG!
アメリカの皮膚科学会によると、この時期の紫外線は絶対にNGとしています。紫外線ランプももちろんダメ。
理由は、インクの変色を高める可能性があるのと、ガンの誘発を高めてしまうから、と言っています。
◾️この期間は何か塗らないでいいの?
もともと自然治癒力が備わっているのが人間の皮膚。傷の回復時期である、1−2日目から抗菌剤、軟膏などむやみやたらに塗ることよりも、清潔にしてその治癒力を引き出すことが大切。(もちろんワセリンも塗らない)
※稀ですが、インクがあわずアレルギーを発症する方もいますし、抗菌剤や軟膏があわず、悪化する方もいます。(手軽に手に入りますが、医薬品には違いありませんし、副作用はゼロではないのです。)
何かしらの症状が現れた場合は、タトゥーの仕上がりにも大きく影響します。その症状を見極めるためにも、セルフケアでは2日目まで何も塗らずに症状を観察することをおすすめします。
2日を経過して、3日目に赤みや痛みが落ち着いて、よく見ると薄〜く皮ができてきたら、アフターケアクリームを思いっきり使ってください。
アフターケアクリームとはこんな商品
https://sop-ink.com/products/care-cream